例えば、この透明な世界で、きみが感じたこと。
それはすべて、きみの自分勝手・ひとりよがり・たった一人の孤独な印象、にしかならないのです。
なぜならば、この世界で、きみはたった独りなのだから。
きみに代わる他のものなんて、どこにも居はしないのだから。
だけど、
その自分勝手・ひとりよがり・たった一人の孤独な印象を、この世界の、自分以外の違う独りが、感じてくれて・共有してくれて・嬉しそうに笑ってくれたなら。
それはとても素適なことで、とても幸せなことだと、思うのです。
ただし、これもすべて、わたしの自分勝手・ひとりよがり・たった一人の孤独な想像、なので。
本当のところは、わかりません。
旅は、まだまだ続きます。